YOMOGI BASE

日本人のすぐそばに、
ずっといた植物の話。

買う前に、読んでください。
よもぎのこと、お灸のこと、
この事業を始めた理由まで、
作り手がすべて書きました。読む時間 約8分

よもぎという、
暮らしのこと。

自分のために、ひと息ついた時間。
最近、いつでしたか。

よもぎは、草餅やお灸として、ずっと日本人のそばにあった植物です。
こんなに身近なのに、その力を、私たちは暮らしにまだ活かせていない。
——よもぎのことを、はじめからお話しします。

疑い

正直に言います。
はじめは、お灸の効果を、
実感できていませんでした。

学生のとき、学会で発表したのは、お灸のテーマでした。けれど当時は、お灸そのものに、そこまで興味があったわけではありません。

新卒で、グループの鍼灸接骨院に入職してからも、お灸を使うことは、あまりありませんでした。

転機

転職をして、治療のスタイルが少しずつ変わっていく中で、ある時、お灸を受けた方が、その手ごたえを強く実感してくださり、心から感謝してくださいました。

お灸って、
すごいのでは?

そう思ったのが、お灸にのめり込んだ、最初でした。

それから

そこから、お灸について学び、治療も練習も重ねてきました。もちろん、終わりはありません。これからも、練習と勉強です。

今では、治療の大半が、お灸になっています。

いまは、鍼灸院を経営しながら、学会発表も進めています。

知ったこと

お灸について調べていくうちに、国産のよもぎでつくる「もぐさ」(お灸に使うもの)が、減っていることを知りました。

江戸時代には、お灸が家庭のあたりまえの養生として、暮らしの中にありました。けれど、その文化は少しずつ姿を消し、いまではお灸を受けたいと思う人も、お灸をする鍼灸師も、減っています。

お灸は、こんなに良いものなのに。

決めたこと

なんとかしたい。
そう思うようになりました。

だから、自分でよもぎを育てることから始めました。——それが、この事業のはじまりです。

お灸は、鍼灸院で受けるものだけではないと考えています。自分で火をつけ、煙を見て、熱を感じ、身体の変化に気づく。食事や睡眠と同じように、自分の身体を整える選択肢の一つにしたい。

そして、毎日の暮らしの中で使えるよもぎのものを届けたい。長野県内の化粧品製造会社と縁があり、化粧水とバームの企画が始まりました。二つは、お灸の文化へつながる、最初の入口です。

ないなら、
自分たちでつくればいい。

温故知新
もう一度、よもぎを実感してほしい。お灸を、受けてほしい。
あなたの暮らしの中にも、よもぎのある時間を。
そんな想いで、YOMOGI をはじめました。

よもぎを育てているのも、
鍼を打っているのも、
お灸を据えているのも、同じ人です。

※ 化粧水とバームの製造は、化粧品の製造会社が行っています。私たちは、よもぎを育て、摘み、乾かすところまで。

Mission
お灸を、特別なものにしない。
Vision
自分の身体を、自分で養える暮らし。

YOMOGI BASE 代表

矢澤 宏樹

よもぎを栽培している鍼灸師

ここまで、そして、これから

道のり。

  1. 2024

    全国のよもぎ農家・関連施設を見て回る。同じ年、静岡で「育てられるか」の実験を始める。

  2. 2025

    長野県に移住。小さな畑で、栽培をスタート。

  3. 2026いま

    5月、富士見町の遊休農地に本格的に植え付け。1年目は、根づかせる期間。

  4. 2027〜計画

    株を増やし、群生させていく計画。

  5. いつか構想

    畑のそばに、鍼灸院と加工工場を。よもぎを体で知る場所をつくる。

いまも、実験しながら、失敗し続けています。

整った産地として語れる段階では、まだありません。うまくいかなかったことも、これからここに書いていきます。

先に、正直に

書いておくこと。

信頼できるかどうかは、都合の悪いことまで読めるかで決まると思っています。

よもぎは、自分たちで育てています。

三つの畑は、すべて農薬不使用です。ただし、有機JAS認証は未申請です。手で摘み、ていねいに乾かします。

化粧水とバームは、化粧品の製造会社がつくっています。

私たちがするのは、よもぎを育て、摘み、乾かすところまで。製造は、長野県内の化粧品製造会社に任せています。何度も修正を重ねて、いまのテクスチャーと配合になりました。

畑は、まだ実験の途中です。

春と夏、食用に収穫できるよう準備を進めていますが、まだ実現していません。できたことと、できていないことを、分けて書きます。

お灸は、鍼灸院でも受けてください。

市販のお灸でご家庭でも取り入れられます。そのうえで、月に1度は、鍼灸師の行うお灸を受けることをおすすめしています。

よもぎ

よもぎとは、どんな植物か

よもぎは、キク科の多年草。日本各地の野山に古くから自生し、春になると、やわらかな若い芽を伸ばします。摘むと、青く清らかな香りが立ちのぼる。「もちぐさ」とも呼ばれ、春の草餅のあの緑と香りは、このよもぎから生まれています。

そう、あなたも毎年どこかで、よもぎを口にしている。それほど身近な植物です。

草餅・乾燥よもぎ・もぐさなど、暮らしの中のよもぎ
日本人とよもぎの暮らし

日本人とよもぎの、長い付き合い

草餅として食べ、薬草として暮らしに用い、湯に浮かべ、そしてお灸のもぐさとして。よもぎは、食・養生・香りのいくつもの形で、千年以上のあいだ、日本人の暮らしに寄り添ってきました。

ハーブやアロマが海を渡ってくるずっと前から、日本には、よもぎという身近な養生がありました。

特別な何かを、新しく買い足す必要はない。日本人の暮らしには、もともとよもぎがありました。

もぐさとお灸

よもぎと、お灸のこと

よもぎの葉の裏には、白くやわらかな綿毛があります。これを丁寧に集めたものが「もぐさ」。お灸は、このもぐさのあたたかさを、体のツボにそっと伝える、日本に根づいた養生法です。

火を点し、あたたかさがじんわり広がるのを待つ。その数十秒は、自分の体に、静かに耳を澄ます時間でもあります。

いま、その文化を、暮らしの中にもう一度ひらきたい。それが、私たちの願いです。

養生の時間

よもぎと、養生という考え方

養生とは、治すことではなく、日々を整えること。足すのではなく、ときどき立ち止まる時間をつくること。

一杯のよもぎ茶、ひと撫でのバーム、一本のお香。よもぎは、その"間(ま)"を、そっと差し出してくれます。即効を求めるためではなく、自分に向き合う、数分間のために。

よもぎを取り入れるとは、暮らしに小さな"余白"を置くこと、なのかもしれません。

摘んだよもぎの葉を持つ手

よもぎの、香りのこと

よもぎを摘むと立ちのぼる、青く清らかな香り。この香りこそ、古くから人がよもぎに惹かれてきた理由のひとつです。

お茶の湯気、お香のひとすじ、肌にのせた化粧水。香りは、頭で考えるより先に、こころをふっとゆるめてくれます。

よもぎを暮らしに取り入れるとは、この香りを、このチカラを毎日のどこかに置き、感じてもらうこと。

よもぎが育つ場所

私たちの、三つの畑。

よもぎは、育つ土地の標高や気候で、育ち方が変わります。それぞれの畑のことを、いま分かっていることだけ、書きます。

三つの畑は、すべて農薬不使用です。ただし、有機JAS認証は未申請です。

諏訪の畑

諏訪市 / 標高約850m

10年以上、何も作られていなかった遊休農地。重機が入れない場所のため、すべて手作業で開墾しました。諏訪湖を一望できる山の畑で、冬は氷点下10度ほどになることもあります。化粧水・バームに使っているよもぎは、この畑のものです。

伊那の畑

伊那市 / 標高約950m

山あいの、静かな集落。農薬を使わずにお米をつくっている方の休耕田をお借りして、よもぎを収穫させてもらっています。

富士見町の畑

富士見町 / 標高1,200m

八ヶ岳の麓の高地。5年以上、耕作されていなかった遊休農地です。草を刈り、埋まっていた石を掘り出し、トラクターをかけて、2026年5月に植え付けました。いまは、根づかせている最中です。

私たちがしたいのは、日本人が手放しかけた「自分を整える」文化を、もう一度、暮らしへ結び直すこと。だから、よもぎの先にある未来を、こう描いています。

畑のそばに、鍼灸院と加工工場をつくる。よもぎを収穫し、工場を見学し、鍼灸院でお灸を体験する。よもぎを体感し、学び、感じられる場所を、つくっていきたいと考えています。

これからつくりたい場所

よもぎを、
体で知る場所を。

  1. 収穫

    畑で、よもぎを摘む

    育つ場所に立ち、香りと手ざわりにふれる。

  2. 見学

    工場で、つくる様子を見る

    摘んだよもぎが、どう加工されていくのかを知る。

  3. お灸

    鍼灸院で、お灸を受ける

    もぐさのあたたかさを、自分の体で確かめる。

読むだけでなく、
体で感じて、はじめて分かること。

いまは、構想の段階です。形になったら、LINEでお知らせします。

一

文化を、継ぐ人へ。

お灸も、よもぎも、知る人が減れば、いつか消えてしまう。だから私たちは、ただ売るのではなく、よもぎと養生の文化を継ぐ人を育てていきます。人が代わっても、残るように。

二

土地を、よみがえらせる。

信州には、手入れされなくなった畑が広がっています。諏訪の畑は10年以上、富士見町の畑は5年以上、何も作られていませんでした。私たちは、2025年に諏訪市で、2026年には富士見町で、遊休農地の活用をはじめました。まだ実証を重ねている途中です。けれど、いつかこの土地が地域にとってのプラスになるように。よもぎを通して、地域のためになる活動を、続けていきます。

三

一本の化粧水から、養生の文化へ。

はじまりは、朝の化粧水一本でいい。やがてお茶へ、お香へ、そしてお灸へ。ひとつの「心地よさ」が、忘れられていた養生の文化へと、あなたをそっと連れていきます。

よもぎが、もう一度、
暮らしのそばに。
それが、YOMOGI BASE が在る理由です。

特別な準備は、いりません。一日のどこかに、よもぎのある時間を置くだけ。まずは、いちばん始めやすいところから。

朝

朝の、はじまりに

1日のはじまり、洗顔のあと、よもぎ化粧水とよもぎバーム。やさしい香りとともに、朝がはじまる。

夜

夜の、おわりに

一日の終わりに、ノンカフェインのよもぎ茶と、火を点したお香のひとすじとともに、こころに余白を置く。

よもぎ化粧水

よもぎ化粧水

朝の、水のひと匙。

200ml ¥3,300

よもぎバーム

よもぎバーム

朝の、ひと撫で。

20g ¥1,850

coming soon

よもぎ茶

ひと息の、湯気。

よもぎのお香

よもぎのお香

一本ぶんの、静けさ。

30本 ¥2,750

Q.よもぎとは、どんな植物ですか?+

キク科の多年草で、日本各地の野山に古くから自生してきた、香りのある植物です。「もちぐさ」とも呼ばれ、草餅やよもぎ茶、お灸のもぐさなど、暮らしの中で長く親しまれてきました。

Q.化粧水とバームは、どこでつくっていますか?+

よもぎを育て、手で摘み、乾かすところまでが私たちの仕事です。化粧水とバームの製造は、長野県内の化粧品製造会社が行っています。

Q.よもぎは、農薬を使っていますか?+

私たちのすべての畑(諏訪・伊那・富士見町)で、農薬を使っていません。ただし、有機JAS認証は未申請です。

Q.畑の近くに、鍼灸院や工場をつくる予定はありますか?+

つくっていきたいと考えています。畑の近くに鍼灸院と加工工場をつくり、よもぎの収穫、工場の見学、お灸の体験ができる場所にしたい。まだ構想の段階で、形になったらLINEでお知らせします。

Q.よもぎは、どうやって暮らしに取り入れられますか?+

よもぎ茶として飲む、化粧水やバームとして肌に使う、お香として香りを楽しむ、お灸にふれるなど、さまざまな形があります。朝と夜、数分のあいだ自分に向き合う時間として取り入れてみてください。

Q.よもぎ茶は、どう淹れますか?+

コーヒーフィルターを通し繊維を除き、お湯を注いで数分待つだけ。青く清らかな香りが立ちのぼり、湯気とともにひと息つく時間になります。濃さはお好みで、待つ時間を調整してください。

Q.お灸は、自分でもできますか?+

市販のお灸を使えば、ご家庭でも取り入れられます。月に1度は鍼灸院で鍼灸師の行うお灸を受けることをおすすめしています。よもぎの葉裏の綿毛を集めた「もぐさ」が、お灸の原料です。

Q.よもぎを使うときに、気をつけることはありますか?+

よもぎはキク科の植物です。キク科の植物にアレルギーのある方や、妊娠中・通院中の方は、念のため医師にご相談のうえでお楽しみください。

ここまで読んでくださって、
ありがとうございます。

長い文章を、最後まで。それだけで、私たちはとてもうれしいです。

よもぎの取り入れ方や、季節の養生の便りを、LINEとInstagramでお届けしています。
富士見町では、よもぎを摘み、お灸にふれる体験会も。
まずは、お気軽にご連絡ください。

よもぎ、暮らし、養生。
こころに、余白を。