お灸を買ってみたものの続かないんです。
ということをよく耳にします。
お灸は1回でどうこうというよりも継続していくことで
真の効果を発揮します。
お灸を続けるコツは、がんばらないことだと私は考えています。
「続けたいのに続かない」は、お灸でとても起こりやすいことです。
この記事では、続けるために手放していいことを5つ、お灸を据える仕事をしている立場から書きます。
お灸が続かないのは、意志が弱いからではない
お灸が続かないのは、はじめるときに、やることを増やしすぎているからです。
「ツボを覚えて、毎日決まった時間に、熱さに耐えて、道具を揃えて」。
そうやって最初にしっかり決めれば決めるほどほど、一日抜けた時点で、全部をやめたくなります。
続ける力を足すより、はじめる前に荷物を降ろすほうが、早くて確実です。
私たちは「お灸を、特別なものにしない」を、いちばん大事な言葉にしています。

お灸を続けるために、やめていい5つのこと
やめていいのは、「全部のツボを覚えること」「毎日と決めること」「熱さを我慢すること」「道具を揃えること」「効かせようとがんばること」の5つです。
| やめていいこと | かわりに |
|---|---|
| 全部のツボを覚える | いまいちばん気になる場所を、一か所だけ決める |
| 毎日と決める | 「やりたい日にやる」を基本にする。休んだ日があっても、そこから再開する |
| 熱さを我慢する | 熱いと感じたら、すぐ外す |
| 道具を揃える | 最初は、お灸ひとつと、安定した場所だけで足りる |
| 効かせようとがんばる | 終わったあとに、あたたかいと感じるかどうかだけ見る |
どれも、正解は一つではありません。ここに書いたのは、私たちの考えです。
全部のツボを覚えなくていい
お灸は、気になる一か所から始めて構いません。
ツボの本やアプリを見ると、場所の数に圧倒されます。
でも、足先を触って「冷えてるな」と気づく。そこから始める。
それがお灸のいちばん最初の一歩です。
はじめて据える場所は、お店で売っているお灸の説明書に載っている場所からで十分です。
もしくはツボマップをご覧ください。
毎日でなくていい
お灸は、毎日と決めなくても続けられます。
毎日という約束は、破った日に「自分はだめだ」という気持ちを連れてきます。
それがいちばん、お灸を遠ざけます。やりたい日にやって、休んだ日はそのままにして、
また気が向いたときに再開する。そのくらいの距離がちょうどいいと考えています。
熱さを我慢しなくていい
熱いと感じたら、すぐに外して構いません。
市販のお灸の案内でも、熱いと感じたらすぐに外すよう書かれています。
熱さは、やけどを知らせる合図だからです。
我慢して据えることは、お灸のよさではありません。
道具を揃えなくていい
最初に必要なのは、お灸と、火の消えたことを確かめる時間だけです。
台座灸のように、台とシールがついたものから始められます。
道具をそろえる楽しさもありますが、それは続いてから、でいい。
ライターや灰皿、塗れたタオルも準備はしておきましょう。
効かせようとがんばらなくていい
お灸をした日の終わりに、からだがあたたかくなったかどうか。それだけ見れば十分です。
「今日は効いたか」と測りはじめると、お灸は宿題になります。
宿題になったお灸は、続きません。お灸は、自分のからだに気づくための、短い時間です。
はじめる前に守ること
お灸を安全に据えるには、使う商品の説明書に従い、火の始末を必ず確かめることが大切です。
- 熱いと感じたら、すぐに外す
- お灸は、燃えやすいものから離れた、安定した場所で行う
- 終わったら、火が消えたことを必ず確かめる
- 皮膚に傷や炎症があるとき、体調がすぐれないとき、持病や妊娠中の方は、鍼灸師や医師に相談してから行う
よくある質問
お灸は、毎日しないと意味がないのですか?
毎日でなければいけない、ということはありません。続けやすい頻度は人によって違います。体調に不安がある方は、鍼灸師に相談しながら決めてください。
お灸をしても、あたたかく感じないときは?
その日は、無理に続けず、外して休んでください。感じ方は日によって変わります。違和感が続くときは、鍼灸師や医師に相談してください。
お灸は、自分でしても大丈夫ですか?
市販のお灸は、説明書に従えば自分でも使えます。ただし、皮膚に傷や炎症があるとき、持病や妊娠中の方は、必ず鍼灸師や医師に相談してください。
YOMOGI BASEでは、お灸を買えますか?
いまは、お灸(台座灸やもぐさ)の販売はしていません。よもぎのお香、化粧水、バームなどをご用意しています。お灸のことは、マガジンと、これからひらく会で伝えていきます。
まとめ
- お灸が続かないのは、はじめる前に背負いすぎているから
- 全部のツボ・毎日・我慢・道具・効かせること。この5つは、やめていい
- 熱ければ外す。火の始末を確かめる。不安があるときは、鍼灸師や医師に相談する
お灸のこと、よもぎのことは、よもぎについてにもまとめています。
この記事は、信州の畑でよもぎを育て、お灸を据え、鍼治療をしている人間が書いています。
参考にした情報
せんねん灸「お灸Q&A」:https://www.sennenq.co.jp/knowledge/qa.html
国民生活センター「台座灸でやけど」:https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170511_2.html
新しいお知らせや、よもぎと暮らしの記録を
Instagram・LINEでお届けしています。
よろしければ、覗いてみてください。
Instagram:https://www.instagram.com/yomogi_base/?hl=ja
LINE:https://lin.ee/OJubH5w
よもぎ、暮らし、養生。
こころに、余白を。
YOMOGI BASE
0件のコメント