5月に植えたよもぎを刈り取りました。富士見の畑で、ヨモギ茶の飲み比べを開催

5月に植えたよもぎを刈り取りました。富士見の畑で、ヨモギ茶の飲み比べを開催

こんにちは
YOMOGI BASEです。

10月3日、長野県富士見町にあるよもぎ畑で、「よもぎの刈り取り」と「ヨモギ茶の飲み比べ会」を行いました。

この畑でよもぎを植えたのは、5月。

まだ小さかった苗を、参加してくださったみなさんと一緒に一本ずつ植えました。

あれから約5か月。

夏の暑さを越え、雨を受け、草に囲まれながら、よもぎは根づき、育ちました。

そしてこの日、春に種で植えたよもぎを、刈り取りをしました。

根っこや茎を植えたヨモギは来年のために刈り取らずに残すことにしました。

5月、みんなで植えたよもぎ

この畑は、もともと5年以上使われていなかった遊休地でした。

冬の間から少しずつ整地を始め、伸びた枝を切り、草を刈り、土の中から出てくる石を取り除く。

そうして、何もないところから少しずつ畑をつくっていきました。

そして5月。

この場所によもぎを植えました。

せっかくなら、この場所によもぎが増えていく過程を一緒に見てもらいたい。

そんな思いもあって、植えるところからイベントにしました。

 

小さな苗を植えたばかりの畑は、よもぎ畑なのか?

そして、これが本当に群生していくのだろうか。

来年はどうなるだろう。

そんなことを考えながら、苗を植えたことを覚えています。

 

夏を越して、よもぎはどうなったのか

10月3日は、まず畑を歩きながら、5月からの変化を振り返りました。

5月は、小さな苗が並んでいた畑。

夏になると、よもぎは一気に伸びていきました。

そして、同じくらい勢いよく伸びたものがあります。

雑草です。

よもぎも伸びる。

草も伸びる。

特に1年目の畑では、その勢いにこちらの作業が追いつきませんでした。

畑を歩きながら、

「ここは最初、こんな感じだったんですよ」

「このあたりに植えました」

と話していると、5か月という時間の長さを改めて感じます。

植物にとっての5か月は、かなり大きな時間です。

小さな苗だったよもぎが、いつの間にか私たちの背丈に近づくほどまで成長している。

よもぎの成長ってすごいですよね。

1年目の一番の反省は、除草が追いつかなかったこと

正直に書いておきます。

1年目の一番の反省は、除草が追いつかなかったことです。

よもぎを育てることばかり考えていても、畑ではよもぎだけが育ってくれるわけではありません。

雨が降れば草が伸びる。

暖かくなれば、さらに伸びる。

少し作業を後回しにすると、あっという間に畑の景色が変わってしまいます。

今年は、よもぎの成長を見ると同時に、「畑を維持すること」の大変さも知った一年でした。

ただ、これは失敗というより、1年目だからこそ分かったことでもあります。

どの時期に草が一気に伸びるのか。

どこに作業量が集中するのか。

どのくらいの範囲なら人の手で管理できるのか。

実際に畑をやってみたからこそ、見えてきたことがあります。

来年は、今年の経験をもとに、除草の方法やタイミングも含めて、もう少し計画的に畑を管理していきたいと思っています。

刈り取るということ

そして、この日は実際によもぎを刈り取りました。

よもぎを育てていると、「収穫」という言葉だけでは表現しきれない感覚があります。

植える。

育てる。

刈る。

乾燥させる。

加工する。

そして、誰かに使ってもらう。

よもぎは、畑にある間はただの植物です。

でも、そこから手をかけることで、お茶になったり、お灸に使うもぐさになったり、さまざまな形で暮らしの中に入っていきます。

YOMOGI BASEが畑から始めているのは、単によもぎをたくさん収穫したいからではありません。

よもぎがどこで育ち、どんなふうに人の手に渡り、どんなものになっていき、

どんなふうに使われていくのか。

その一つひとつを、自分たちの目で確かめていきたいと思っています。

刈り取りのあとは、ヨモギ茶の飲み比べ

刈り取りのあとは、少し場所を移して、ヨモギ茶の飲み比べをしました。

(参加者の方の持ち込み企画です!ありがとうございました)

今回は、さまざまな場所で販売されているヨモギ茶【7種類】。

同じ条件で淹れて、みんなで少しずつ飲み比べてみました。

飲み比べてみると、思っていた以上に違いがあります。

色。

香り。

口に入れたときの印象。

飲み込んだあとの感じ。

そして、口の中に残る余韻。

「よもぎ茶」と一言で言っても、全部が同じではありません。

同じ植物でも、どこで育ったのか。

いつ収穫したのか。

どの部分を使ったのか。

どう乾燥させたのか。

そうした違いが、味や香りにも表れてくるのだと思います。

 

参加者からは、

「思っていたより味が違う」

「これは飲みやすい」

「同じよもぎなのに、こんなに違うんですね」

といった声もありました。

 

普段なら、一種類のお茶を飲んで「ヨモギ茶ってこういう味なんだ」と思って終わるかもしれません。

でも、並べて飲んでみると、「よもぎ」という植物そのものに少し興味が湧いてきます。

それが、今回の飲み比べで面白かったところでした。

 

お茶とお灸。どちらも、よもぎからできている

飲み比べをしながら、今回はお灸の話もしました。

よもぎは、お茶になるだけではありません。

お灸に使われる「もぐさ」も、よもぎからつくられています。

普段、お灸を受ける人にとっては、もぐさは「お灸の材料」です。

でも、そのもぐさがどこから来るのかを知っている人は、意外と多くありません。

畑でよもぎを育てていると、植物としてのよもぎから、お灸に使われるもぐさまでが一本の線でつながって見えてきます。

土から生まれたよもぎが、乾燥され、加工され、もぐさになり、最後には人の身体に触れる。

そう考えると、お灸は単なる「道具」ではなく、植物と人の暮らしがつながるものなのだと感じます。

YOMOGI BASEが、よもぎを育てるところから始めている理由の一つも、そこにあります。

来年は、もっと畑を開いていきたい

今年は、まず「育ててみる」一年でした。

実際に植えてみて、育ててみて、刈り取ってみて、初めて分かったことがたくさんあります。

来年からは、ここからが本番です。

今年植えたよもぎが、さらに根を張り、少しずつ広がっていく。

そんな変化を、またみなさんと一緒に見ていけたらと思っています。

そして、来年の春には、収穫したよもぎを実際に食べるイベントも開催する予定です。

よもぎを育てる。

収穫する。

食べてみる。

お茶にしてみる。

お灸に使ってみる。

植物を「知識」として知るだけではなく、実際に触れて、使って、味わってみる。

そんな体験を、これからもこの畑でつくっていきたいと思っています。

日程が決まり次第、LINEやInstagramでお知らせします。

また、

「こんなことをやってみたい」

「よもぎでこんなことをしてみたい」

「畑でこんなことを体験してみたい」

というアイデアがあれば、ぜひ教えてください。

この畑を、YOMOGI BASEだけの場所にするのではなく、よもぎをきっかけに、いろいろな人が集まり、触れて、考えて、楽しめる場所にしていきたいと思っています。

 

5月に植えたよもぎは、これからどうなっていくのか

5月に植えた小さな苗は、10月には刈り取るところまで成長しました。

でも、これは終わりではありません。

刈り取ったあとも、よもぎはまた芽を出します。

そして、地中では根が残り、来年の春へとつながっていきます。

今年は1年目。

まだまだ思うようにいかないこともあります。

草にも負けそうになるし、作業が追いつかないこともあります。

それでも、少しずつよもぎが増えていく場所をつくっていきたい。

数年後、この畑を歩いたときに、

「最初はここから始まったんだな」

と思えるような場所にしていきたいと思っています。

よもぎを育てることは、すぐに結果が出るものではありません。

だからこそ、面白いんですよね。

頑張っていきます。

 

よもぎ、暮らし、養生。

こころに、余白を。

YOMOGI BASEは、よもぎを育てるところから、お灸やお茶、そして日々の暮らしへ。

これからも、少しずつよもぎを届けていきます。

 

次回のイベントについて

次回のイベントや畑の様子は、LINEとInstagramでお知らせしています。

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