こんにちは
YOMOGI BASEの矢澤です。
よもぎ、と聞くと「草餅」や「お灸」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも実はこのよもぎ、世界中のさまざまな文化で使われてきた万能ハーブなんです。
身近なのに、実はすごい。
今回は、そんなよもぎの効果や特性について、解説していきます。
「自然のチカラを毎日の暮らしに取り入れてみたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
よもぎってどんな植物?

よもぎは「Artemisia(アルテミシア)属」に分類される植物で、キク科の仲間。
葉の裏が白色でふわふわしています。また夜道でライトに当たると銀色っぽく光って見えたりしますよね!
世界中のいたるところで見られ、とても育ちやすく、雑草のように扱われることもありますが、日本だけではなく世界的に見ても非常に親しまれてきた薬草です。
よもぎの効果と特性まとめ
1. お腹にやさしい|消化をサポートするハーブ
よもぎは、昔から消化器の調子を整えるハーブとして親しまれてきました。
- 胃の不調や炎症をやわらげる
- 脂肪の消化・吸収を助ける
- ガスが溜まって苦しいときにもおすすめ
- 真菌(カビ)や寄生虫を抑える働きも
「食べすぎたな…」「ちょっとお腹が重い」そんなときに、よもぎ茶を一杯。昔ながらの自然療法です。
2. 神経をととのえる|気持ちを落ち着けたいときに
よもぎには、神経を落ち着かせる働きもあります。
- ストレスや不安を感じるときに、心をふっと軽く
- 気持ちがざわついて眠れない夜にも
- 同時に、神経の働きを活性化させる側面もあり、バランスをとってくれる存在
また、よもぎは古くから「夢を鮮明に見るためのハーブ」とも言われており、明晰夢(はっきりとした夢)を見やすくするとも言われているそうです。
よもぎを枕にしたり座布団にしている方もいます。また、よもぎ茶を飲んで眠る方法も良いでしょう。
3. 女性のためのやさしいサポート
よもぎは、女性の身体にとってもうれしいハーブです。
- 子宮を温め、血の巡りを良くする
- 冷えが原因の生理痛やPMS(イライラ・不調)をやわらげる
- 月経周期のバランスを整える手助けにも
- 妊活やホルモンバランスの乱れが気になる方にもやさしく働きかけてくれる
また、「癒し」として、よもぎ風呂がオススメです。
湯船に乾燥よもぎをひとつかみ。香りに包まれながら、ほっと一息つく時間を。
4. スピリチュアルな力|心の「お守り」としての役割
古くから、よもぎは ”魔除け”や“お守り”として使われてきた植物です。
- 家の入り口に吊るして、邪気を防ぐ
- 旅のお守りとして持ち歩く
- 燃やして、空間の浄化に使う
よもぎの煙は「意識のヴェールをやさしく取り払う」とされ、瞑想やスピリチュアルワークに使われることもあるそうです。
日本では邪気や風邪を追い払うという意味でも使用されていましたから、やはり万国で似たような感じだったのかもしれませんね。
こんな使い方もおすすめ!
方法 | 使い方の一例 |
---|---|
よもぎ茶 | 乾燥葉を煎じて飲む(苦味があるのでハチミツやブレンドも◎) |
よもぎ風呂 | 布袋に入れて湯船に浮かべる。香りに癒されるバスタイムに |
浄化 | 乾燥した枝を束ねて、空間を浄化したいときに燻す |
料理 | 草餅、スープ、天ぷらなどにも活用できる万能ハーブ |
よもぎを取り入れると、こんなふうに変わるかも
- 食後の重だるさがスッキリ
- 気分が落ち込みやすいときも、自然と整う
- 生理前の不快感がやわらぐ
- 香りをかぐだけでも、心がふっと軽くなる
よもぎは、「体」と「心」と「空間」に同時に作用してくれる、とてもやさしい植物です。
さいごに|自然の力を暮らしに取り入れよう
「よもぎって、実はすごいんだな」
この記事を読んで、そう感じていただけたら嬉しいです。
難しいことは何もありません。
お茶にする、湯船に入れる、香りをかぐ。
ちょっとした習慣が、あなたの健康や心の安定につながるかもしれません。
今ある自然を、やさしく取り入れてみましょう。
よもぎの効果、ぜひ日々の中で実感してみてください🌿
前回の記事も読んでみてください!ご自宅でよもぎを乾燥させる場合どうしたらいいのか?について解説しています。
よもぎ湯パック
古くから親しまれてきた「よもぎ」の力で、日々の疲れを芯から癒す極上のバスタイムを。
100%国産・無農薬のよもぎを贅沢に使用しております。敏感肌の方やお子様にも安心してお使いいただける、自然派入浴剤です。
お風呂に入れるだけで、まるで森林浴をしているかのような癒しの香りに包まれ、深いリラックスへと導きます。