〜お灸のぬくもりを、もっと身近に〜
こんにちは。
今日は、私たちが今取り組んでいる「もぐさづくり」の現状について、お話ししたいと思います。
なぜこの記事を書こうと思ったかというと、最近こんな声を耳にしたからです。
「お灸って気になるけど、実はまだ受けたことがないんです。」
「お灸ってどこに行けば受けられるのか分からなくて…。」
実はこれ、とてもよく聞く声なんです。
お灸は古くから日本に伝わる健康法なのに、どこかハードルが高い…そう感じている人が少なくありません。
この記事では、そんなあなたに「もぐさ」や「お灸」の魅力をお伝えしていきます。
そして最後に、少し勇気を出してお灸を体験してみよう、と思っていただけたら嬉しいです。
目次
そもそも「もぐさ」って何?

お灸に欠かせないのが「もぐさ」。
でも、もぐさが何か、どうやって作られるのか、知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
実は、もぐさの原料は「よもぎ」。
春先の野山で見かける、あの香りのよいよもぎです。
私たちは、このよもぎを丁寧に乾燥させ、石臼で何度も何度もすりつぶしていきます。
すると、葉の繊維の中から「ふわり」とした白い綿毛のような部分が現れます。
これが、もぐさです。
葉の筋や茎は取り除き、このふわふわした部分だけを手作業で集めます。
この作業がとても根気のいる仕事なのですが、このひと手間こそが、よいお灸に欠かせない「質のよいもぐさ」を作るポイントなんです。
お灸の種類と、もぐさの使い方
お灸のやり方にも、いくつか種類があるのをご存知でしょうか?
点灸
ごく小さなもぐさをツボに直接のせて火をつける方法。
ピンポイントに熱を伝えていきます。
温灸
生姜や塩を肌の上に置き、その上にもぐさをのせて火をつける方法。
じんわりと温かく、心地よい感じです。
治療の内容や患者さんの体質によって、使うもぐさの質や量も変わります。
点灸用もぐさのほうが高精製になり製造が難しかったりします。
また、よもぎから取れる量で換算するとかなり100分の1程度だったりします。
実は難しい、点灸用もぐさ作り
私たちは、よもぎの栽培からもぐさの製造まで、すべて自分たちの手で行っています。
中でも難しいのが、点灸に使えるレベルのもぐさを作ること。
細かさ、燃え方、香り、触り心地、ひねり具合…。
すべてがそろわないと、よい点灸にはなりません。
何度も試作を重ねながら、日々改良を続けています。
「いいものを届けたい」という気持ちで
これからも精進していきますので、見守っていてくださいね。
お灸って、どんなときに受けるの?
ここまで読んでくださったあなたは、きっとこう思っているかもしれません。
「お灸って、具体的にどんなときに受けたらいいの?」
お灸は、こんな症状に悩む方におすすめです。
✅ クーラーで体が冷えやすい
✅ 自律神経が乱れ、寝つきが悪い
✅ 胃腸の調子がイマイチ
✅ 女性特有の冷えや月経トラブル
実際、お灸は温かさで体を整える自然療法です。
薬のようにすぐ効く、というものではありませんが、じんわりと身体がほぐれる感覚に、多くの人が「もっと早く受ければよかった」と言います。
どこに行けばお灸が受けられるの?
「興味はあるけど、どこに行けばいいのか分からない」
そんな方は、お近くの鍼灸院を探してみてください。
最近は、女性専用や個室の鍼灸院も増えていて、初めての方でも安心して受けられます。
不安な場合は、電話やホームページで「お灸だけでも受けられますか?」と聞いてみるといいですよ。
私たちのもぐさが、どこかの鍼灸院であなたの健康に役立つことを願っています。
さいごに
私たちは、よもぎを育て、もぐさを作り、お灸の素晴らしさを伝える仕事に誇りを持っています。
それは、あなたの健康のために役立つからです。
もし、まだお灸を受けたことがないなら、ぜひ一度体験してみてください。
もぐさの香りと、じんわりとした温かさに、きっと驚くはずです。
私たちはこれからも、よもぎとお灸の力を信じて、挑戦を続けます。
これからも応援よろしくお願いします。
🌿 この記事のまとめ
- もぐさは、よもぎの白い繊維部分を集めて作る
- お灸には「点灸」や「温灸」など、いろいろな種類がある
- お灸は冷えや自律神経の不調など、現代人にぴったり
- 初めての方は、近くの鍼灸院で体験してみよう
商品の購入はこちらから(BASEに飛びます)
もぐさも完成しましたら発信していきますのでお楽しみに