虫刺されお灸

蚊に刺されたときはお灸がおすすめ|自然派ケアでかゆみを和らげる方法

こんにちは
最近作業をしていると気がつくと蚊に刺されています。そんな日が増えてきました。
なので今回は鍼灸師のわたしが行っている蚊に刺されたときの対処法についてお話していきます。

目次

この記事でわかること

  • なぜ虫刺されはそんなにかゆいの?
  • お灸でかゆみが楽になる“2つの理由”
  • 家で試すときの安全なやり方
  • プロにお願いするときのポイント

キーワード:虫刺され・かゆみ・お灸


1. 夏のあるある…かゆみループにはまっていませんか?

夕方の公園やガーデニングのあと、
「また刺された!」「寝ている間に無意識でボリボリ…」
──そんな経験、誰にでもありますよね。

掻くほど赤みと腫れが広がり、さらにかゆくなる。
これを かゆみループ と呼びます。
ループを切るコツは「かゆみ物質ヒスタミンをすばやく散らす」こと。
実はお灸をするとスッと楽になるんです。


2. お灸がかゆみに効く“ぽかぽかマジック”

お灸といっても、「熱くて怖い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

  1. 血流をグッと促す
    40〜45℃の心地よい温かさが皮膚の血管をゆるめ、
    ヒスタミン(かゆみの原因)をサラサラ運び去ります。
    ──イメージは、ぬるめのお風呂で体がぽかぽかする感じ。
  2. 「熱い!」信号でかゆみを上書き
    皮膚の熱センサーは約43℃でスイッチオン。
    強めの“熱い”信号が脳に届くと、
    “かゆい”信号は後回しになり軽く感じる仕組みです。

この2ステップで、

ぽかぽか → ヒスタミンが散る → かゆみがフェードアウト


3. おうちでやってみよう!かんたん温灸

準備するもの

  • ドラッグストアで買える 台座灸貼るお灸
    (パッケージに「低温」や「初心者向け」と書いてあるもの)

やり方ステップ

  1. 貼る場所を決める
    刺された赤い点のまわり1cmくらいに置きます。
    ツボは気にしなくて大丈夫、「かゆい所中心」で OK!
  2. 火をつける(またはスイッチオン)
    じんわり温かくなるのを待ちます。
  3. “熱いかも?”と感じたら即ストップ
    我慢は禁物。1〜2回温めれば十分です。
    やけどに注意⚠️
  4. 終わったらお肌チェック
    火傷になっていなければOKです。
せんねん灸 Amazonより画像引用

4. こんな人は鍼灸院でプロにおまかせ

  • 火を使うのがちょっと怖い
  • 虫刺され+肩こりや冷えもまとめてケアしたい
  • 掻きこわし跡が色素沈着して気になる

鍼灸師さんは温度・時間を細かく調整してくれるので安心。
予約のときに「蚊に刺されたかゆみをお灸で和らげたい」と伝えれば、
ピンポイントで施術プランを立ててくれるとおもいます。

弊院では1箇所100円から承っております。

わたしの足です
こんな感じで施灸します。

5. よくある質問(Q&Aでさくっと解決)

Q. 子どもにも使えますか?
A. 低温灸ならOK。ただし必ず保護者が温度をチェックし、
「ちょっと熱いかな」と感じたらすぐ外してください。

Q. 薬と併用していいの?
A. 問題ありません。お灸のあとに市販のかゆみ止めを塗る方が刺激が少ないです。

Q. 跡は残らない?
A. 熱いのを我慢していなければ火傷跡はまず残りません。熱いのを我慢しないのがコツ!


6. まとめ:今年の夏は“ぽかぽかお灸”でかゆみゼロ計画

  • 蚊に刺されたかゆみは、ヒスタミンという物質が停滞するせい。
  • お灸のほんのり温かさで血流を促し、かゆみ信号を上書きするとスッと楽になる。
  • おうちケアは温灸を1〜2回、熱いと感じたらすぐ外すだけでOK。
  • 不安があれば鍼灸院へ。体質に合わせた施術で、虫刺されだけでなく冷えや肩こりも一緒にケア。

自然な温熱で、掻きむしり知らずの快適な夏を!
今日からあなたも“ぽかぽかお灸ライフ”を始めてみませんか?

今回は以上になります。
わからないことなどありましたらお気軽にコメントやDMをお待ちしております。

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