全国薬草フェス飛騨

🌿 飛騨の薬草フェスで感じた、地域と薬草のちから

昨日(10月12日)に岐阜県飛騨市で開催された薬草フェスに行ってきました。
全国から薬草やハーブに関わる生産者・研究者・愛好家が集まるこのイベントは、まさに「薬草の文化祭」。
どんな人がいて、どんな商品があり、どんな想いで動いているのか——
よもぎを軸に活動している私にとっては、まさに学びの場でした。

実は昨年も少し見て回っていましたがあまり事業のイメージを持てていなかったんですよね。
しかし、今は、長野でよもぎを栽培し、もぐさやお茶、スキンケア製品を開発しています。
そして将来的には、耕作放棄地をよもぎ畑に変え、古民家を工場にリノベーションした

「YOMOGI PARK」構想を進めたいと思っています。

今回の目的は大きく2つ。
ひとつは「全国の薬草・ハーブ事業者の取り組みを調査すること」。
もうひとつは、「耕作放棄地をハーブ園に変えた」という講演を聴くことでした。

「全国から薬草関連の生産者・出店者が集まると聞き、
“今の自分の立場から何が学べるか”を探しに飛騨へ向かいました。」

目次

会場の様子:人と熱気にあふれた空間

会場に着いた瞬間、その人の多さと熱気に驚きました。
まさに“ごった返す”という言葉がぴったり。
地元の方はもちろん、県外からの来場者や家族連れも多く、子どもが手作りのハーブボール?に夢中になっている光景も。

出店のラインナップもとにかく多彩でした。
薬草茶やハーブティー、自然素材のスキンケア、リラクゼーション、精油…。


どこもかしこもハーブティーの試飲ばかりでお腹がチャポチャポになりました。

(こうなったのは私だけではないはず!)

“薬草”と一言でいっても、その世界は驚くほど広い。
香り、飲み方、パッケージデザイン——どれもその土地の個性が光っていました。

私自身、商品開発やパッケージの参考になる展示が多く、
「こういう見せ方もあるのか」と刺激を受けることばかり。

印象に残った講演:「耕作放棄地をハーブ園に」

午後に行われた講演のテーマは、「耕作放棄地をハーブ園に変えた取り組み」。
この話を聞くために、私はこの日を選びました。

講師の方は、使われなくなった畑を地域の人と一緒に整備し、
ハーブを植え、製品化し、地域の産業として再生させているという方でした。

自分の構想「YOMOGI PARK」との共鳴

私は今、長野県で耕作放棄地を再生しながら、よもぎを使った製品づくりをしています。

そして心の中ではずっと、「YOMOGI PARK」という構想を描いています。
それは、

  • よもぎ畑、
  • 古民家をリノベーションした工場、
  • 体験やカフェがある拠点、
    を融合させた“よもぎのテーマパーク”のような場所です。

飛騨で聞いた講師の話は、その構想に現実味を与えてくれました。
ハーブ園を作っている過程はまさによもぎ畑とリンクしますし、観光農園というのもわたしがイメージしているものと一致しています。

よもぎ事業者としての気づきと学び

薬草フェスに参加して感じたのは、薬草産業の広がりと可能性です。

ブースを見ていると、どの事業者もそれぞれの視点で「薬草の魅力」を表現していました。

私自身も、「もっとよもぎの魅力をわかりやすく伝えるにはどうしたらいいか」を考えさせられました。
例えば、

  • パッケージを通して“香りの物語”を伝える
  • 飲み方だけでなく“暮らしに寄り添う形”を提案する
  • 農から体験まで一貫して伝える

そんな発想のヒントが、フェスのあちこちに転がっていました。

「薬草には力がある」—改めて感じたこと

会場を歩きながら、何度も思いました。
薬草には力がある。

薬草がもつ“癒し”や“再生”の力は、
それを扱う人にも、土地にも、確かに作用している。
よもぎもその一つとして、もっと多くの人に届けていきたいと思いました。

まとめ:地域と薬草の未来へ

飛騨の薬草フェスは、ただのイベントではありませんでした。
そこには、

  • 地域を元気にしたい人、
  • 薬草の文化を守りたい人、
  • そして自然と共に生きたい人、
    そんな想いが溶け合っていました。

私にとっても、改めて「YOMOGI PARK」構想を形にしていく勇気をもらえる時間になりました。

薬草には力がある


今回のイベントに参加してみて弊社のイメージしているものがより鮮明になった一日でした。

薬草やよもぎに少しでも興味がある方は、ぜひこうしたイベントに足を運んでみてください。
本やネットだけではわからない、「薬草のエネルギー」がきっと感じられるはずです。

🌱 終わりに

飛騨っていいですよね。本当は2泊くらいしたかったのですが、残念ながら日帰りです。
上高地のところの渋滞が酷かった…

お昼ご飯は駅前の鉄板焼屋でお好み焼きを頂きました!
おばあちゃんが可愛かった

というわけで今回は薬草フェス二参加したレポートでした。
これからも“よもぎのちから”を発信し、広げていきたいと思います。

全国薬草フェスティバルinひだ 2025

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