お灸を扱う鍼灸師にとって、「灰」は決して軽く扱えるものではありません。
落ちればやけどにつながる可能性があるからこそ、絶対に落としてはいけないという意識で日々の施術に向き合っている方がほとんどだと思います。
その一方で、現場ではこんな本音も聞こえてきます。
「正直、毎回灰を落とすのが面倒」
「灰の処理がなければ、もっとリズムよく施術できるのに」
安全を守るために必要だと分かっていながらも、
どこかで感じている“小さな手間”や“引っかかり”。
さらに施術中には、
・煙が目に入って、少ししょぼしょぼする
・線香の灰が落ちないか気になる
といった感覚も重なります。この問題は多くの施術者が感じていると思います。
その気遣いは、施術者としての丁寧さから生まれています
こちらが灰も煙も出ない線香です。(試作品)
ちなみによもぎの蒸留水で練り込んでおります。

灰が落ちないように注意する。
煙が患者さんに向かないように配慮する。
こうした行動は、施術を大切にしているからこそ生まれるものです。
つまり、この違和感は「不足」ではなく、
しっかり向き合っている証拠とも言えます。
臨床経験のある施術者ほど、
安全性や快適さへの意識が高い傾向があります。
だからこそ、この小さなストレスを我慢し続けるのではなく、
自然に軽くしていくという選択があってもいいはずです。
灰が落ちにくい線香は灸治療の安心感
今回開発しているのは、
「灰が落ちにくい」という特徴を持った線香です。
煙もほぼ出ません。
大きな変化を求めるものではなく、
日々の施術の中で感じていた小さな違和感を減らすことを目的としています。
たとえば
・灰が落ちにくいことで、余計な意識を向けにくい
・煙の広がり方を考慮した設計
・施術の流れを止めにくい
といった点が挙げられます。
実際に試していただいた方からは、
「灰を気にせず点火できるからいい!」
という声もいただいています。
使用感には個人差はありますが、施術環境を整える一つの選択肢として、十分に可能性のあるものだと考えています。
長野県の企業とともに、現場目線で開発を進めています
使いやすさを重視したものづくり
今回の開発は、長野県の企業と連携して進めています。
特徴は、「現場で使いやすいかどうか」を最優先にしている点です。
今後はモニター募集も予定しており(4月頃)、
実際の施術現場での使用感を集めながら、さらに調整を進めていきます。
現場の声を反映し続けることで、
より安心して使える形を目指しています。
これまでのやり方でも、施術は十分にできていると思います。
ただ、もし
「もう少し安心、安全にできたらいいな」
「もう少しスムーズに流れを作れたら」
と感じることがあるなら、是非試してほしい商品です。
5月以降の販売に向けて準備を進めています。
気になる方は、無理のないタイミングでご覧ください。
まとめ
お灸は、とてもシンプルでありながら奥深い施術です。
だからこそ、「安心して行える環境」を整えることが、
施術の質そのものにもつながっていきます。
今回の取り組みが、
施術者と患者さん双方にとって、
穏やかな時間づくりの一助となれば嬉しく思います。
なお、大阪でお灸に精通されている勝元先生にも、
本取り組みをブログでご紹介いただいています。
縁里庵かつもと鍼灸院のブログも、ぜひご覧ください。
まだ読んでいない方はこちらの記事も読んでみてください。
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